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お知らせ 2014年8月アーカイブ

喘息の症状増悪因子

当クリニックは 「呼吸器内科」 ということもあり、 
山梨県内各地から 『気管支喘息』 や 『咳喘息』 の患者様が多く受診されています。
甲斐市、南アルプス市、中央市、北杜市、昭和町や甲府市等の近隣の市町村からだけでなく、
大月市、都留市、富士吉田市、富士河口湖町、忍野村、山中湖村といった
少し遠方の市町村からも受診していただくこともあります。

今回はこれら喘息の症状を増悪させる原因について記載します。
その前に、喘息の症状とは何なのか?というと、
典型的な症状は 咳、呼吸困難(感) と 喘鳴 (擬音でよく 「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」 と表される気道が狭くなった音) です。
これらの症状の1つ以上が、特に夜間や明け方、季節の変わり目等、
後述する原因によって出現又は増悪することが多いです。

症状を増悪させる原因は、
 ① アレルゲン (ダニ、ホコリ、カビ、花粉等)
 ② 大気汚染
 ③ 呼吸器感染症
 ④ 運動や過換気
 ⑤ 喫煙
 ⑥ 気象 (曇天、台風、気温の急激な変化など)
 ⑦ 食品・食品添加物
 ⑧ 薬物 (小児喘息では稀だが、成人喘息患者では非ステロイド性抗炎症薬 (一般的には解熱鎮痛剤) で喘息発作が誘発されることがあり、アスピリン喘息と呼ばれる)
 ⑨ 感情変化とストレス、過労
 ⑩ 刺激物質 (煙、臭気、水蒸気など) (タバコ煙に加えて、線香、蚊取り線香、焚き火、花火、調理時やストーブの煙等の吸入)
 ⑪ 二酸化硫黄・黄砂
 ⑫ 月経・妊娠
 ⑬ 肥満
 ⑭ アルコール
 ⑮ 鼻炎
等が挙げられます。 (喘息予防・管理ガイドライン2012 引用)

夏場は、屋外は気温が高く、室内ではエアコンを使用しているので気温の変化があり、
エアコンに付着したホコリやカビ、布団や枕、カーペットや絨毯に付着したダニの吸入による喘息の増悪が危惧されます。
先日台風が接近した際や、2月の大雪の際にも症状が増悪した患者様が来院されています。
(気管支) 喘息や咳喘息の診断には、自覚症状や診察所見が重要ですが、呼吸機能検査は必須の検査です。
思い当たる症状の出現があるようでしたら医療機関を受診して、診断の上治療を受けていただくことをお勧めします。


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